ルンバエラー26およびエラー27の修理方法

ルンバiシリーズ(i2、i3、i7)、ルンバeシリーズ(e5)、ルンバjシリーズ(j7)をご利用中のお客様から、エラー26およびエラー27に関するご相談を多数いただいております。

※以下の内容はエラー26に関するものですが、エラー27にも同様の対応が適用されます。

ルンバエラー26の対処方法

ルンバのエラー26は、アプリで確認すると吸引に問題が発生したことを示しています。主な原因はフィルターの目詰まりや吸引ファンモーターの故障です。

フィルターメンテナンス

  1. フィルターを取り外し、付着したゴミを取り除くか、新しいフィルターに交換します。
  2. ルンバを再起動し、症状が改善されるか確認します。

ブラシユニットの交換

フィルターメンテナンスで改善しない場合、吸引ファンモーターの故障が考えられます。この場合、クリーニングヘッドモジュール(ブラシユニット)の交換が必要です。現在のパーツ市場価格は新品で22,000円からとなっています。

クリーニングヘッドモジュールの種類

ルンバのブラシユニットには以下の3種類があります

  1. ゴミフルセンサーなし(裏側端子2個)
  2. ゴミフルセンサーあり(裏側端子3個)+ブラシセンサーなし
  3. ゴミフルセンサーあり(裏側端子3個)+ブラシセンサーあり

ゴミフルセンサー(裏側の端子の数が2つか3つ)

ゴミフルセンサーは、ダストボックスが満杯になった時に検知するセンサーです。センサーがない機種は裏側の端子が2つに省略されています。

ブラシゴミ検知センサー

裏側端子3つの機種には、ブラシユニットの中にゴミがたくさん残った時に異常検知するセンサー(通称ブラシセンサー)が無いものがあります。

吸引ファンの交換

クリーニングヘッドモジュールが高価なため、当店では故障したファンを互換品と交換する修理も行っています。吸引ファンユニットを分解し、モーターのみを交換するため、電子機器の修理経験が必要です。

修理費用は10,500円+送料です。修理申込画面が未整備のため、お問い合わせフォームからご連絡ください。

この記事を書いた人

ロボット掃除機リペア工房