お預かりしたルンバの修理をする様子をご紹介します。
本日のご紹介はルンバがホームベースに戻らないとのお申し出での修理のご紹介の第3段です。
ルンバがホームベースを見つけられない
ルンバはホームベースから出ている赤外線をバンパー上にある赤外線センサーで受信をしています。
このバンパー上のセンサーは、バーチャルウォールが出す壁の検知、リモコン操作にも使われています。
赤外線センサーが破損するとルンバがホームベースを見つけることができなくなり、お掃除の途中でバッテリー切れてしまい、行き倒れ状態になります。
ルンバがギリギリ入る隙間がある家具に注意
写真のようにルンバがギリギリ入るか入らないかの隙間がある家具には要注意です。ルンバは壁などに当たりながら掃除をします。バンパー側面に光センサーがあって壁を事前に検知してゆっくり壁にぶつかりますが、このような状態だと側面センサーが反応しないので、勢いよく突進をしてバンパー上の赤外線センサーに繰り返し当たることになってしまいます。
何回も繰り返し当たった結果、センサーが破損・脱落してしまい、ホームベースを見つけられなくなってしまいます。
センサーやバンパーの交換だけで多くの場合は済みますが、当たりどころが悪いと本体基板にまで破損が及んでしまい、基板交換が必要になる場合もあります。
このような家具がある場合は、ルンバが入らないようにバーチャルウォールやクッションなどを置いてルンバが家具の下に入らないようにしてください。