ルンバの故障を防ぐにはメンテナンスが重要

ルンバは高度な技術を駆使した掃除ロボットですが、それでも定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ると、ルンバの性能が低下したり、故障の原因となることがあります。

メンテナンスで防げる故障の例

吸引力の低下

ダストボックスが満杯になると、新たに吸い取ったゴミがダストボックスから溢れ出し、掃除したばかりの床に再度散らばる可能性があります。また、フィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、吸引力が低下します。ダストボックスとフィルターの定期的な清掃と交換が必要です。

モーター不調

ブラシやホイールがゴミや髪の毛で詰まると、モーターに過度な負荷がかかり、故障の原因となります。ブラシとホイールの定期的な清掃と交換で防ぐことができます。

メンテナンスが不十分だったルンバの例

前輪タイヤハウスの割れ

前輪の割れ

長期間、巻き込んだゴミを捨てなかったため、前輪を装着しているタイヤハウスが割れてしまいました。
この状態になると、ゴミをす捨てても前輪がポロポロと落ちてしまいます。

ブラシベアリングの摩耗

ブラシベアリングの摩耗

メインブラシ(毛のブラシ)のフレキシブルブラシ(ゴムのブラシ)の両側にあるベアリングです。
上側が正常なもので、下側はブラシの清掃を長くしていなかったため、ブラシの回転でベアリングがすり減ってしまいました。
このベアリングをつけて掃除をするとカタカタと大きな異音がしてしまいます。

ルンバのメンテナンスは重要

メンテナンスはルンバとの長いお付き合いのためにも大切です。ちゃんとメンテナンスをしてあげることで、バッテリーが長持ちしたり、故障を防ぐことができます。小さな問題を早めに見つけて対処することで、大きな修理や部品交換を避けることができますので、長い目で見ると結果的にお財布にやさしくなります。

日々のメンテナンスをしていると、不調にも早く気が付けます。ご不明なことがございましたら、ロボット掃除機リペア工房へお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ロボット掃除機リペア工房