【修理事例】ルンバ i7+の電源が入らない|本体故障ではなくホームベース不良だったケース

ルンバ i7+の電源が入らない症状でご相談いただきました

ルンバ i7+の電源が入らなくなったとのことで、お客様より修理のご相談をいただきました。

のお問い合わせ内容からは、本体基板の故障が疑われる状態でした。そのため、ボディ交換を含む修理費用の概算をご案内し、本体をお送りいただきました。


工房で点検したところ本体は正常でした

お預かりしたルンバ i7+について、到着後に各部の点検および動作確認を実施しました。

当初は「電源が入らない」という症状から、本体基板の故障やバッテリー不良などが疑われました。しかし、当店で使用している検査用ホームベースに装着して確認したところ、ルンバ本体は正常に起動し、走行・清掃動作ともに問題なく行えることを確認しました。

また、バッテリー残量の確認や充電状態のチェック、各センサーの動作確認も実施しましたが、本体側には異常は見られませんでした。

そのため、本体側の基板や主要部品の故障ではなく、充電環境に原因がある可能性が高いと判断しました。さらに詳しく調査を進めた結果、お客様がご使用されていたホームベース側の不具合が疑われる状況となりました。

ルンバでは、本体に異常がなくてもホームベースの故障や充電不良によって「電源が入らない」「反応しない」「動かない」といった症状が発生する場合があります。本体が完全に故障したように見えるため、本体基板の不具合と誤認されることも少なくありません。


H2 ルンバ i7+の電源が入らない原因とは?

ルンバで電源が入らない場合、本体基板の故障だけでなく、バッテリー劣化やホームベースの不具合などが原因となることがあります。

特にルンバ i7+やi3+などのiシリーズでは、本体側は正常であっても充電環境に問題があることで起動できない状態になるケースがあります。ルンバはホームベースから正常に充電され、バッテリーへ十分な電力が供給されることで起動します。そのため、ホームベースの故障や充電不良が発生すると、本体に異常がなくても「電源が入らない」「充電できない」「反応しない」といった症状が発生することがあります。

また、ホームベースの内部回路の故障やACアダプターの不良、接点の汚れなどでも十分な充電が行えなくなる場合があります。見た目には正常に見えても、実際には充電されていないケースもあるため注意が必要です。

電源が入らない症状の場合、本体故障だけを疑うのではなく、ホームベースや充電環境も含めて点検を行うことで、より正確な原因特定につながります。


原因はホームベース側の不具合

さらに調査を進めた結果、充電ステーション(ホームベース)の不具合が原因である可能性が高いことが判明しました。

ルンバ本体が正常であっても、ホームベース側の故障によって充電ができず、

  • 電源が入らない
  • 反応しない
  • 動かない

といった症状が発生することがあります。

今回も検査用ホームベースでは正常に起動した一方、お客様ご利用のホームベースでは正常に充電が行えない状況が確認されました。そのため、本体ではなくホームベース側に原因があると判断しました。

本体修理を前提にお預かりしたケースでしたが、結果として本体交換や基板修理は不要であり、より低コストな方法で改善できる見込みとなりました。


ホームベース交換をご提案

お客様にも状況をご説明し、新古品のホームベースをご提案しました。

交換費用を含めても、本体交換を行う場合と比較して大幅に費用を抑えることができます。また、本体が正常であることが確認できているため、必要以上の修理費用をご負担いただくことなく改善が期待できます。

お客様にご了承いただき、ホームベース交換で対応することになりました。


修理内容

今回実施した作業は以下の通りです。

  • 本体点検
  • 動作確認
  • 不具合原因の特定
  • ホームベース交換
  • 充電テスト
  • 動作確認

今回の事例では当初、本体基板の故障が疑われていました。そのため事前のご案内では、本体交換を含む修理費用をご提示していました。

しかし実際に点検を行った結果、本体自体は正常であり、ホームベース側に問題があることが判明しました。

もし本体故障と決めつけて修理を進めていた場合、本来必要のない部品交換が発生していた可能性があります。

当店では症状だけで判断するのではなく、実際に動作確認や分解点検を行いながら原因を特定しています。

その結果、今回のお客様は本体交換を行うことなく、ホームベース交換のみで症状を改善することができました。

ルンバの故障では、見た目の症状と実際の故障箇所が異なるケースも少なくありません。そのため、正確な原因を特定することが結果的に修理費用を抑えることにもつながります。


修理後の状態

ホームベース交換後は正常に充電が行われることを確認しました。

充電状態の確認後、起動テスト・走行テスト・清掃テストを実施し、いずれも問題なく動作することを確認しました。

また、ホームベースへの帰還動作についても複数回テストを行い、正常にドッキングし充電が開始されることを確認しております。

その後の動作テストでも問題は見られず、正常にご利用いただける状態となりました。修理完了後、お客様へご返送いたしました。


なぜ本体故障と勘違いしやすいのか

今回のように「ルンバの電源が入らない」という症状は、多くの場合で本体故障を疑われます。

実際に当店へお問い合わせいただくお客様の多くも、「基板が壊れたのではないか」「バッテリー交換が必要ではないか」と考えられています。

しかし、ルンバは本体・バッテリー・ホームベース・ACアダプターなど複数の部品が連携することで正常に動作しています。

そのため、見た目には本体故障のように見える症状であっても、実際にはホームベース側の不具合や充電環境の問題が原因となっているケースがあります。

特に長期間使用しているホームベースでは、内部回路の劣化や接触不良が発生することがあり、本体が正常であっても十分な充電ができなくなる場合があります。

今回もまさにその一例であり、本体の故障を疑ってお預かりしたものの、結果的にはホームベース側に原因があることが判明しました。

電源が入らない時に確認したいポイント

ルンバの電源が入らない場合、すぐに本体故障と判断する前にいくつか確認していただきたいポイントがあります。

まずホームベースに設置した際に充電ランプが点灯するか確認してください。

次にホームベースの電源コードやACアダプターに異常がないか確認します。

またルンバ本体の充電端子やホームベース側の接点が汚れている場合、正常に充電できないことがあります。

柔らかい布などで端子部分を清掃することで改善するケースもあります。

これらを確認しても改善しない場合には、本体基板やバッテリー、ホームベース内部回路など専門的な点検が必要になる可能性があります。

同様の症状でお困りの方へ

ルンバ i7+で

  • 電源が入らない
  • 充電できない
  • 反応しない
  • ホームベースに戻っても充電されない

といった症状がある場合、本体故障だけでなくホームベース側の不具合が原因となっているケースがあります。

本体修理が必要と思われる症状でも、点検の結果、より低コストな方法で解決できる場合がありますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

当店で多いご相談内容

当店には以下のようなご相談を多数いただいております。

  • ・ルンバの電源が入らない
  • ・充電ができない
  • ・ホームベースに戻らない
  • ・エラー26が発生する
  • ・エラー27が発生する
  • ・清掃途中で停止する
  • ・異音がする
  • ・ブラシが回転しない
  • ・メーカー修理終了機種を修理したい

メーカーで修理対応が終了している機種についても対応できる場合がありますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

当店はアマゾンにパーツにてパーツの販売を行っています。
ご自身でお求めになって修理をされる場合にはこちらよりお求めください。

ロボット掃除機リペア工房アマゾン店

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